
タイトル:銀河英雄伝説3 雌伏篇
著者:田中 芳樹
オススメ度:★★★★
銀河帝国の全権を手に入れたラインハルト・フォン・ローエングラムが、イゼルローン要塞の攻略のために要塞を運んで対抗するという奇策を用いてきた。
帝国の侵略に対し、イゼルローンの総司令官であるヤン・ウェンリーはというと、トリューニヒト派の政治家に呼び出され査問会にかけられていた。
ヤン不在のイゼルローンはどうなる?
3巻目でようやく一息つけるような内容になった。
要塞対要塞という何とも言えないSF的なシーンは魅了的だが、査問会での応酬も見所である。
同盟の政治の腐敗ぶりが酷い。


タイトル:銀河英雄伝説2 野望篇
著者:田中 芳樹
オススメ度:★★★★★
2巻目、銀河帝国ではラインハルト・フォン・ローエングラムが門閥貴族勢力の一掃を図る。
一方、自由惑星同盟ではローエングラムの計略によりクーデターが勃発、ヤン・ウェンリーは予測してたのものの止められず事態収拾に動き出す。
今回は両国とも内乱なのだが、圧倒的な戦力を持つローエングラムと無能な上司を持つヤンとでは置かれている立場の差がはっきりとでている。
ラストでえぇぇぇ??っといったような衝撃的な事件が起こってしまう。
ある意味これのインパクト強すぎて他の出来事が・・・。


タイトル:銀河英雄伝説1 黎明篇
著者:田中 芳樹
オススメ度:★★★★★
西暦2801年を宇宙暦1年として、そこから時が進んで、宇宙暦約8世紀頃のストーリー。
舞台は人類が住みうる銀河系で、独裁政権の銀河帝国と民主主義の自由惑星同盟、中立の立場の商業都市のフェザーン自治領の3つの勢力がある。
帝国と同盟が長期的な戦争状態にあり、フェザーンはその経済力と政治工作で暗躍する。
そんな中、帝国と同盟に2人の英雄が現れた。
若き帝国の将「常勝の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラム。
同盟が誇る不世出の軍略家「不敗の魔術師」ヤン・ウェンリー。
2人の初対決のアスターテ会戦、難攻不落のイゼルローンの攻略、アムリッツア星域会戦までが描かれている。
最初の方は歴史のおさらいみたいな感じで、現在の状態にいたるまでの説明文なので、ちょっとうーんとなってしまう。
本編に入れば、イケイケのローエングラムと、とぼけたヤンの濃厚な戦略や思想を感じる事ができる。
政治的なものや人間関係、国の状態など、学ぶべき要素が多々ある。
三国志や戦国時代などの歴史小説が好きな人には、かなりハマれるSF小説です。


タイトル:モダンタイムス
著者:伊坂 幸太郎
オススメ度:★★★★
魔王の時代から50年くらい時が経過した世界を描いている。
主人公は、不倫が発覚し、恐ろしい奥さんからの過酷な仕打ちを受けている。
そんな中、性格はあれだが仕事は優秀な先輩が逃げ出したという怪しい仕事を引き継ぐはめに、そこで、主人公は泥沼の展開に・・・。
魔王の続編的な意味もある物語なので、特殊能力が登場してくる。
キャラクターと言葉のフレーズは相変わらず素晴らしいです。
設定はかなり突飛というか、強引さがある。
深く考えずエンタメとして楽しむ物語かな。
魔王を先に読んでおいた方がより楽しめる。

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