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タイトル:トワイライト
著者:重松 清
オススメ度:★★★★

小学校の卒業記念にうめたタイムカプセルを開封させるために集まった40歳目前の同級生たち、それぞれが厳しい現実と向き合っていた。

昔のび太だった天才少年は?昔ヒーローだったジャイアンは?昔しずかちゃんだった憧れのヒロインは?
昔描いた未来像と現実とのギャップは?
先生の最後の授業は?
今、幸せですか?

ほろ苦い現実の中を、葛藤し、奔走して頑張っている大人の姿が描きだされています。

読む年代によって感想も変わってくると思うけど、重松と同年代の70年代型少年少女が一番ピッタリくる小説じゃないかと思います。

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タイトル:ビタミンF
著者:重松清
オススメ度:★★★★

30代後半くらいからの父親とその家族を扱った7つの短編。
自分自身の年齢的なものや、夫婦関係、思春期の子供、年老いた親などの問題が描かれており、重松らしいほろ苦さあふれるそれぞれの家族の物語。

個人的には、近所に住む悪ガキと向かい合う「ゲンコツ」やいじめにあう娘が描かれた「セっちゃん」が印象的だった。

この本は、主人公たちと同年代くらいの人に一番オススメします。

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タイトル:半パン・デイズ
著者:重松 清
オススメ度:★★★★★

小学校入学前に、東京から父のふるさとへと引っ越してきたヒロシの6年間の小学校生活を描く。
全部で9つの章があり章が進むにあたり成長とそれぞれの時期の悩みや戸惑いなどが上手く描かれている。

友達との関係や周りの大人との関係、徐々に変化していく様子がとても良かった。

年代的な違いはあるけど、なんだか懐かしい気持ちになれる作品でした。

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タイトル:見張り塔からずっと
著者:重松清
オススメ度:★★★★

3組の夫婦のそれぞれの理想と現実のギャップを目撃する短編集。

「カラス」
バブル期にできた希望のニュータウンだった・・・、バブルが弾けた今そこに住む夫婦。
そこへ、1千万安くマンションを購入した新しい住人が転居してきた。
あることから、住人達のいじめの標的になった。

ある種の残酷さと自らが同じ立場になるかもしれない恐怖感が漂う話。

「扉を開けて」
飛び降りハイツと揶揄されるマンションに住む。
1歳の息子を亡くした夫婦、精神的に弱っている妻にそれを支える夫。
そこに、息子と同じ名前で生きていれば同じ年齢の子供が、家の前でサッカーの練習をするようになった。

はっきりとは書かれていないけど、終わり方が怖い。

「陽だまりの猫」
夫から義母から、何の期待もされていない妻。
「あたし」と「みどりさん」という二つの人格をもつ。

ちょっと分かりづらかった。

感想
なんだろう現実的な怖い話だった。

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