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08
12月


タイトル:落語娘
著者:永田 俊也
オススメ度:★★★★

表題作の「落語娘」と短編の「ええから加減」が収録されている。
落語娘では、出鱈目な真打ち三々亭平佐の弟子になった香須美が、悪戦苦闘しながら落語界で生き抜いている。
そんな中、師匠の平佐が死者をだしている禁断の噺やると言い出した。
さて、どうなる?
男社会の落語界の中、頑張ってる姿はなんともいえない。
かなりオカルトちっくな話でもある。

ええから加減では、12年目の女漫才コンビが演芸大賞を目指し奮闘する。
意外とこっちの方が好きだった。

なお、映画化されています。

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タイトル:しゃべれどもしゃべれども
著者:佐藤 多佳子
オススメ度:★★★★

二ッ目の落語家、今昔亭三つ葉がひょんなことから話し方教室(落語教室)をやるはめに。
生徒は、吃音を再発させたテニスコーチの従弟、自己表現が出来ない黒猫のような女、いじめにあいながらも関西弁をしゃべり続ける小学生、シドロモドロの解説しかできない野球解説者。

個性的な登場人物がそれぞれの悩みを抱えながらテンポ良く物語が進んでいく。
読了後は、ちょっと前向きな気分になれる。

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タイトル:はじめての落語。 春風亭昇太ひとり会
著者:春風亭昇太
オススメ度:★★★

前に、落語の小説(ハナシがちがう)読んで、落語を聞いてみたい思い、このCDブックスを読んでみた。

・人生が二度あれば(新作)
・壺算(古典)
・愛犬チャッピー(新作)
以上3つの演目が収録されている。

新作はどちらかというと、漫談的なノリで聞けばいいのだろうか?今風の話でまとめられている。
ぼく的には、ややうけ。

古典は、昔からある落語のスタイルで、これは落語だって感じられる。
ぼく的には、笑わされた。

どうも、本の中の写真を見ると落語の最中、かなりアクションがあるようだ。
CDだけだとその分、面白さがマイナスされてるように思う。

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タイトル:ハナシがちがう!―笑酔亭梅寿謎解噺
著者:田中啓文
オススメ度:★★★★

7つの短編からなり、それぞれ古典落語の演目がタイトルで、それに沿ったストーリーと無理やり感のただよう謎解きで構成されている。

上方落語の師匠でむちゃくちゃなじーさん笑酔亭梅寿のもとに無理やり弟子入りさせられた、金髪トサカ頭の竜二。
日々我慢し逃げ出すことばかり考えていたが、梅寿の落語に魅せられることに・・・。
そして、突然起こる怪事件に巻き込まれていく。

落語をテーマにした小説、落語といっても関西の方の上方落語というもので、実際この本を読んで、初めて知った。
各章の始めに演目の解説が載っていて、東京と大阪の違いなども書いてありためになる。

登場人物が個性豊かでおもしろいが、名前は結構いいかげんにつけられている感じだ。

そして、各章の終わりの方にでてくる名探偵コナンのようなミステリーは、必要だったのか?

あと、落語じたいは載ってないので、実際はどんなのかなという興味は残る。

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