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タイトル:走るジイサン
著者:池永 陽
オススメ度:★★★

頭の上に猿がいる・・・まっ、いいか。
今年69歳になる作次の日常が描き出されている。
同居する息子の嫁を意識しつつ、近所の仲間とともに過ごす日々。

老後の話で、なんともいえない哀愁みたいのを感じることができる。
かなり良い感じで読んでたのだけど、ラストがかなり強引な終わり方で、あれれれ。
この物語に猿は必要だったのか?

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31
12月


タイトル:再生巨流
著者:楡 周平
オススメ度:★★★★★

スバル運輸やり手営業部次長の吉野が、新設部署、新規事業開発部部長への異動を命じられた。
それは事実上の左遷であった。
数々のプレッシャーの中、画期的な物流システムを思いつき実現に向けて動き出す。

かなり読み応えのあるビジネス小説だった。
ドキドキの展開の連続で先が読めない。
吉野のアイディアや行動力、そして言動は凄いものがある。
かなり怖いけど頼りがいのある上司といっていい。

学生及び社会人にオススメします。

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タイトル:ワイルド・ソウル 下
著者:垣根 涼介
オススメ度:★★★★★

上巻の続き。
ついに綿密に進められた計画が実行にうつされ、外務省に宣戦布告するが・・・。
山本に起こった身の異変、松尾を見つめる視線、ケイと貴子のそれぞれの思い、そして追う者。
それぞれの結末はいかに?

最後まで、ドキドキしながら読むことが出来た。
復讐者であるケイが陽気なため、ある種の軽さがあり陰湿的な物語になっていなくて良い。

軽快なストーリー展開とそれぞれのキャラクターの主観そして陽気さとはちゃめちゃさがマッチして絶妙な物語となっている。

面白かったです。

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タイトル:ワイルド・ソウル 上
著者:垣根 涼介
オススメ度:★★★★★

最近お気に入りの垣根涼介、その中でも評価が高い作品。

過去、日本政府が犯した愚策(棄民政策)で、アマゾンの奥地に捨てられた日本人の壮絶な生き様が描かれている。
そして、40数年後の現在、3人の男が復讐のために東京にいた。
報道記者の貴子を巻き込みつつ、過去を清算するために動き出す。

棄民政策とかって全然知らなかったのだけど、酷いね。

過去の主人公は衛藤で、地獄のようなアマゾンで、生き抜く様はなんともいえない壮観さがある。
現在の主人公はその(恩人の)息子ケイ、冷静さと南米系の陽気さはなんともいい味をだしている。
そして、アマゾンの奥地からコロンビアへ逃げマフィアに育てられたケイと同世代の松尾。
同じく衛藤と同世代でブラジルで生き抜いた山本、計画初期の重要な役どころ。

凄い世界感にドキドキの展開あんどユーモアあり、一気に読める面白さ。
かなりヤバイです。

そして、下巻も面白い。

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