
タイトル:優しい音楽
著者:瀬尾 まいこ
オススメ度:★★★
表題作を含む3編の短編集。
「優しい音楽」
駅のホームで出会った女の子と付き合うことに、彼女の家に行った時、不自然な態度の理由が明らかに。
終わり方は良かったんじゃないかなと。
「タイムラグ」
不倫相手の娘を預かる事になった、そして、おじいちゃんの家へ。
かなりきつそうな設定ではじまるのだが、時間が経つにつれてよい感じになる。
「がらくた効果」
同棲中の彼女がホームレスを拾ってきた。
なんだか微笑ましいこの話が一番好き。
どの話もちょっと変わった設定だが、ほのぼのとしたテンポで進むストーリーはいい味をだしている。


タイトル:図書館の神様
著者:瀬尾まいこ
オススメ度:★★★★
学生時代バレーボールに誠実だった早川清(キヨ)、ある事件により辞めてしまうのだが、コーチでもいいのでバレーをやりたいと思うようになり高校の講師になった。
だが、文芸部の顧問になってしまう。
一人きりの部員垣内との部活で色々なことに気づかされる。
私生活では、料理教室で出会った浅見との恋愛に心を満たされるが、不倫であった。
弟の拓海は毎週土曜日の晩に海を見たいといってたずねてくる。
海の見える町での一年間は清にとってどんな物語だったのか?
物語は淡々と進んでいくんだけど、とても穏やかに感情が揺らされる感じだった。
毎日違う言葉をはぐくんでる。などと言えてしまう垣内君、最後まで不思議な雰囲気を保っていた。良い意味でね。
拓海もいい味をだしていて結構好き。
浅見は、なんだかちっちゃい人間なのになぜ?みたいなところもある。
面白かったのだけど、何か物足りなさがあった。
あと、図書館がでてくることはなかった。

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