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タイトル:トリツカレ男
著者:いしいしんじ
オススメ度:★★★★★
ぼくは、今読書ににトリツカレているのかもしれない。
最初、読み始めはすごいコミカルで主人公のジュゼッペが色々な事にトリツカレていく。
突拍子もなく始めて、突拍子もなく終わり、そして、次へと。
このまま全編、愉快な感じの物語なのかと思ってたら、恋の話になる。
いや、恋にトリツカレてしまう。
ペチカという女の子に恋をする。
そこからがまたすごい、恋にトリツカレたジュゼッペは、信じられないくらいの奇跡を起こす。
全ては、ペチカの心からの晴れ渡った笑顔が見たくて。
純粋でまっすぐな気持ちが伝わってくる。
すごいなと思う。
あと、ジュゼッペの相棒のハツカネズミにも注目だ。
とてもかしこく、友達思いのいいやつなんだ。
とても、薄い本なのだけど、とても温かい本だった。
いしいしんじってなんともいえない味がある物語を書くね。

