
タイトル:クレイジーヘヴン
著者:垣根 涼介
オススメ度:★★★
27歳サラリーマンの恭一その胸のうちには狂気が宿っている。
ヤクザに騙されて情婦にされてしまった圭子、美人局をさせられ恭一の同僚がターゲットになる。
同僚に頼まれ話し合いに向かった恭一はヤクザを殺す。
圭子は恭一とともに暮らしはじめるのだが・・・。
著者の他の作品と比べると、活動範囲というか規模が小さい。
ストーリー的には、2人の微妙な関係性をメインで描いている。
いつものように性描写がかなり変態的というかきわどい。
展開はよいのですが、物足りなさある作品です。


タイトル:サウダージ
著者:垣根 涼介
オススメ度:★★★★
前に読んだ、ヒートアイランド・ギャングスターレッスンの姉妹編にあたる作品。
犯罪を繰り返す日系ブラジル人の高木耕一が、コロンビア人売春婦のDDと出逢い、一騒動あった後一緒にコロンビアに帰るべく最後の強奪を計画し、かつて自分を捨てた仲間に連絡をとる。
一方、犯罪のプロになったアキが和子との恋愛に右往左往している。
2通りの対照的な恋愛模様が描かれている。
ドキドキのシーンもそれなりにある。
ラストの耕一の行動は何で?といった感じになるのが残念。(ワイルド・ソウルを読んでなければ意味が分からなかった。
なお、過激なシーンがあったりするので注意。


タイトル:ギャングスター・レッスン
著者:垣根 涼介
オススメ度:★★★★
ヒートアイランドで登場したアキのその後の物語。
前作から1年後、犯罪のプロになるべく決意を固め約束の場所へと向かったアキ、そこから始まる、犯罪のプロになるべくレッスンが開始される。
年上の二人組みに気を使いつつ、日々犯罪の知識やテクニックを習得していき、最初の仕事を終えるまでが描かれている。
前作のような派手なシーンは少なく、結構マニアックな知識が披露されている。
前半はレッスンだけあってかなり地味なシーンが続き、後半の予行演習から実践にかけて盛り上がってくる。
評価的には、★3つから4つの間くらいで、これを読むことによって続編的な(サウダージ)がより面白くなるという期待値をこめて4つにしてます。
前作を読んでから読むことをオススメします。


タイトル:ワイルド・ソウル 下
著者:垣根 涼介
オススメ度:★★★★★
上巻の続き。
ついに綿密に進められた計画が実行にうつされ、外務省に宣戦布告するが・・・。
山本に起こった身の異変、松尾を見つめる視線、ケイと貴子のそれぞれの思い、そして追う者。
それぞれの結末はいかに?
最後まで、ドキドキしながら読むことが出来た。
復讐者であるケイが陽気なため、ある種の軽さがあり陰湿的な物語になっていなくて良い。
軽快なストーリー展開とそれぞれのキャラクターの主観そして陽気さとはちゃめちゃさがマッチして絶妙な物語となっている。
面白かったです。

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