
タイトル:童話物語〈下〉大きなお話の終わり
著者:向山 貴彦
絵:宮山 香里
オススメ度:★★★★★
この話は、上巻のラストからペチカは?フィッツは?どうなったんだ・・・。
と思う間もなく、いきなり1年後の世界です。
そこでは、もうひとりの主人公ともいえるルージャンが、
煙突を掃除してました。
そのルージャンがフィッツと出会って、ペチカを探す旅にでる・・・。
と言うわけで童話物語の下巻です。
上巻をはるかにうわまわる549ページものボリュームで、
ドキドキの展開が・・・世界最後を告げる妖精の日は・・・。
どうなる?ふふふ。
それで、下巻はファンタジーの要素が上巻よりも多く見られたかなと思いました。
最後ちょっとしつこいと思わせる事もあったけど、
素直な気持ちで言います。
ほんと面白かった。
あと、僕が言いたいのは、
この物語は大切な事を教えてくれます。
ペチカ、ルージャン、フィッツ、それぞれの心の変化、
もしくは、成長を暖かく見守ってあげてください。
人は変われるんだと。
ん?フィッツは妖精か・・・。
じゃあ、妖精も変われるんだと。
途中で故郷に戻る場面があるのだけど、そこで、
たった1年なのに全然違う景色に感じているんだ。
いいよね。
旅に出よう。
アンティアーロ・アンティラーゼ
ということで上の感想も去年書いたもの、やっぱり読んだ感想が残ってるってのはいいね。
短い感想だけど、読んだときのことが思い出せる。
いやー童話物語はすごいよかった。


タイトル:童話物語〈上〉大きなお話の始まり
著者:向山 貴彦
絵:宮山 香里
オススメ度:★★★★★
タイトルは、ほのぼのしているが、読み始めてみると、
ひどく貧しい一人ぼっちの主人公のペチカ13歳。
その性格は、やせ細って弱っている子猫が、スープをほしがっただけで、
火のついた棒を子猫に押し付けて、
大事なスープをほしがるなんて、ひどい猫だと思う心の持ち主。
そして、永遠の世界から来た、光の妖精フィッツ。
フィッツは、この世界は滅びるべきなのか?
という問いの答えを得るために、
最初に出会った人間、ペチカを観察することになる。
さて、この上巻だけで403ページというボリュームに、
素晴しい設定、キャラ、世界観があります。
とにかく終わりの見えない展開で楽しめます。
少しずつ変わり始めるペチカの心情、
フィッツの無邪気さ、
突然現れる数々の困難、
この世界独自の食べ物や風景、
等の見所満載で面白いです。
他にも、
妖精の日、ディーベ、ルージャン、守頭、おばあちゃん、
火の妖精ヴォー、炎水晶、虹
等の登場人物、言葉、物も物語を面白くする大事な要素です。
僕はこの本を読んでみて、ドキドキした気分、ムカムカした気分、
寂しい気分、あったかい気分と色々と味わうことができました。
上巻のラストは続きはどうなるんだ?
と思うような終わり方をしてるんだな。
興味がある人は読んでみると面白と思います。
去年の一番最初に読んだ本、これより上の感想も去年書いたものです。
ぼくにとって、この本がある意味、今のように小説を読むようになった始まりの本。

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