
タイトル:風の歌を聴け
著者:村上 春樹
オススメ度:★★★★
村上春樹のデビュー作、1970年の夏休みの間の話。
夏休みに帰省した僕は、ジェイズ・バーで友人の鼠とビールの飲みながら話したり、介抱した女の子と親しくなったり、昔のことを思い出してみたりしながら過ごしていく。
デビュー作ながらなんともいえない不思議な読み心地だった。
ストーリーそのものは、脈絡もなく転々とし自由な感じに進んでいって終わる。
だけど、ぼくや鼠や小指のない女の子 などの登場人物の思考や会話はひどく印象的だ。
かなり短い小説なのであっという間に読み終わる。


タイトル:サンタクロースのせいにしよう
著者:若竹 七海
オススメ度:★★★★★
失恋をし引っ越そうと思った瞬間、友人の夏見から同居人を探している友人がいるという話を聞き即答で決めた柊子。
変わり者のお嬢様銀子との共同生活をし始めたとたん奇妙なトラブルが続発。
日常の謎というか、ちょっと変わった人たちに起きる謎を、さりげなくひも解いてミステリーだった。
ユーモアラスなものからシリアスなものまであり色々楽しめる。
基本的に登場人物は皆ちょっと変わった人なのでリアリティはないが、キャラクターは面白い。
全体的にテンポよく読め物語にのめりこめました。面白かったです。


タイトル:夜のピクニック
著者:恩田 陸
オススメ度:★★★★★
高校生活最後のイベント「歩行祭」、それは、全校生徒が夜通しで80キロの道のりをただひたすら歩くというもの。
クラスメートや親友たちとただひたすら歩くという非日常的な空間その中で繰り広げられるドラマ。
甲田貴子と西脇融の視点で交互に物語りは進行していく。
この2人には、高校3年間誰にも言えなかった隠された秘密があった。
読みたいなと思いつつ読んでなかった作品。
歩行祭の空気感がスッゴイ伝わってきてドキドキした。
甲田貴子と西脇融がどうなるんだろうとハラハラする展開がいい。
随所にある親友との本音トークもいい感じです。
実際に歩行祭なんてやったらきついと思うけど、なんだかそんなイベントもありだなと思えてしまう魅力がある。
すっごい面白かったです。
なお、映画化もされている。



タイトル:戦場のガールズライフ
著者:吉川 トリコ
オススメ度:★★★
東京に住む平凡な女の子珠子のもとに、名古屋の高校時代の個性的な同級生3人(ド派手なファッションのモデルくずれ希奈子、幸が薄そうな男を引き寄せるホステスの美深、毒舌ロリータファッションの美少女由美)が転がり込んでくる。
3人との共同生活に珠子は振り回されていく・・・。
ガールズトーク小説。
違った価値観の持ち主たちが、ぶつかりあうパワフルな小説だった。
見てるぶんには面白そうだけど、実際にいたらちょっと面倒くさそう。
女性向けな感じの小説でした。
なお、ドラマ化もされている。


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