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タイトル:バッテリー
著者:あさの あつこ
オススメ度:★★★★★

よく本屋で見かけるこのシリーズ、なんとなく敬遠してたのだが読んでみた。
漫画のようなキャラ設定というか、実際漫画化や映画化さらには、ドラマ化もされている。

中学入学目前の春休みに、両親の転勤で祖父の住む町へ引越して来た、揺るぎない自信を持つピッチャー原田巧。
そこで、出会った不思議な魅力を持つキャッチャーの永倉豪。
この町へ来てから変わっていく弟の青波。
苛立ちや喜びと自分の中の感情をコントロールできないでいる巧は・・・。

分かりやすい文章で、心の葛藤がよく描かれている。
漫画的な小説が好きなら無条件に面白いと思える作品。
リアルさを求めるなら避けるのが無難。

面白かったです。

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タイトル:びりっかすの神さま
著者:岡田 淳
オススメ度:★★★★

転校生の始は、初日に透き通った羽のついた小さな男「びりっかす」を見てしまった。
びりっかすはテストでビリの子のところにいくようだ。
そこで、始は、テストでわざとビリをとる。

一番になるために頑張ることと本気でやって一番になることは違う。

大人でも子供でも読めるためになる話。

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21
10月


タイトル:ミカ!
著者:伊藤たかみ
オススメ度:★★★★

双子のユウスケとミカ、小学6年生。思春期に揺れる二人と謎の生物「オトトイ」の記録。
テンポの良い関西弁での会話は楽しい。

登場人物
ユウスケ、どちらかというと大人しい男の子で運動は苦手。
ミカ、オトコオンナと言われるくらいオトコっぽい性格だけど、最近オンナ扱いされるようになって悩む。
お姉ちゃん、父やミカと仲が悪く、家をでていってしまう。
オトトイ、毛だらけの生き物、キウイを食べる。
安藤、生活委員で口うるさい、ユウスケに気がある女の子。
コウジ、ユウスケの友達で、ミカのことが気になっている。

印象的な場面
安藤とユウスケが、トイレで二人きりで話しあってる場面、ちょっとドキドキなシチュエーション。
父から、お姉ちゃんが母のところで暮らすことを聞いた後の夜、ミカがベットで丸まって泣いている場面に、ジーンときた。

最後に
とても読みやすく、テンポも素晴らしい。
だけど、オトトイの正体は明かされないまま終わってしまった。うーん、謎である。
ミカ×ミカ!という続編があるようだ。

ブックカバーより引用
活発で男まさりのミカ。スカートなんてイヤ!おっぱいなんていらない!思春期の入口にたつ不安定なミカを、双子のユウスケがそばで見まもる。両親の別居、姉の家出、こっそり飼っていた「オトトイ」の死…。流した涙の数だけ幸せな未来が待っている。第49回小学館児童出版文化賞受賞作。
ここまで

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タイトル:アーモンド入りチョコレートのワルツ
著者:森絵都
オススメ度:★★★★

表題作を含む3つの短編集。
それぞれ、中学生が主人公の物語。

「子供は眠る」
毎年、夏休みに集まるぼく、智明、ナス、じゃがまる、そして章くん。今年は何かが変わってしまった。
成長と葛藤が描きだされている。

「彼女のアリア」
不眠症のぼくと藤谷えりこが、旧校舎の音楽室で出会った。
藤谷の話にひかれていくが、ある事から事実を知ってしまい・・・。
もやもやとした恋の話。

「アーモンド入りチョコレートのワルツ」
わたしと君絵と絹子先生、そこに、フランスから来たサティおじさんが現れた。
週一で行われる素敵なワルツタイム、そして、サティおじさんを好きになった君絵。
絹子先生とサティおじさんの不和・・・。
サティおじさんの破天荒さに振り回されるなか、3人の心理を描き出した話。

個人的には「彼女のアリア」が好きだった。
「アーモンド入りチョコレートのワルツ」での、ワルツタイムも気になるところ。

最後に
どの物語もフワーとした感じの柔らかさ(丸み)があって良かった。

ブックカバーより引用
ピアノ教室に突然現れた奇妙なフランス人のおじさんをめぐる表題作の他、少年たちだけで過ごす海辺の別荘でのひと夏を封じ込めた「子供は眠る」、行事を抜け出して潜り込んだ旧校舎で偶然出会った不眠症の少年と虚言癖のある少女との淡い恋を綴った「彼女のアリア」。シューマン、バッハ、そしてサティ。誰もが胸の奥に隠しもつ、やさしい心をきゅんとさせる三つの物語を、ピアノの調べに乗せておくるとっておきの短編集。
ここまで

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