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タイトル:ラッシュライフ
著者:伊坂幸太郎
オススメ度:★★★★

自分が一番豊かな生き方をしていると思っているビルのオーナーであり画商の戸田と画家の志奈子。
瞬間移動する泥棒黒崎。
神とあがめられた高橋、その側近で幹部の塚本と一信者の絵が上手い河原崎。
殺人を計画してるカウンセラーの京子と不倫相手の青山。
再就職が決まらない失業者の豊田。

それぞれの物語が、仙台の町で交差していく。

他にも、
「あなたの好きな日本語を教えて下さい」というプラカードもっている白人女性とスケッチブック。
汚らしい野良犬。
オープンしたての喫茶店。
展望台のエッシャー展。
老夫婦。
戸田につぶされた画商。
が重要な役割をはたしている。

なんかおかしいなと思いながら読み進めていくと、騙されていた。
物語に結構強引な流れがある。なんだなんだみたいな感じ。

あと、登場人物が、今まで読んだのに比べるとちょっと薄い感じがする。
中には、濃い登場人物もいるのだが。

面白かったし騙されたのだけど、ちょっと物足りなさが残った。

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タイトル:オーデュボンの祈り
著者:伊坂幸太郎
オススメ度:★★★★

伊坂幸太郎のデビュー作、不思議な世界感の中で伊坂ワールドが展開されていた。

コンビニ強盗を失敗しそして同級生の警察官城山という現実から逃げ出した伊藤が、気がついたら現実感ない島にいた。
そこは仙台沖に浮かぶ「荻島」という150年もの間、外部との交流を断っている孤島だった。
ゴールデンレトリーバーに似た日比野、唯一島の外へいける轟、嘘しか言わない元画家園山、人を殺すことを認められた桜、一日中同じ場所にいる300キロの体重があるウサギなどなど個性的な面々が住む。
そこで、何でも知っている人の言葉を話すカカシ優午(ユーゴ)から島に留まるよう言われたが、翌日思わぬ展開に・・・。
一方現実では城山が、伊藤の元彼女静香にせまる。

全体的に面白かったです。
登場人物も、言葉の使い方も良かった。
最後の城山のところがちょっとあっさりしすぎだったのが残念かな。

あと、ちょっと残酷な場面があるので、そういうのが嫌いな人は読まないほうがいいかも。
大丈夫なら十分楽しめると思います。

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タイトル:陽気なギャングが地球を回す
著者:伊坂幸太郎
オススメ度:★★★★★

この小説は、個性的な4人組のギャング(銀行強盗)のドタバタ痛快コメディーといった感じかな。
エンターテイメント的な単純に楽しく、カッコイイ作品です。

冷静沈着な嘘を見抜く名人成瀬、話し出したらとまらない演説の達人響野、動物好きの天才スリ久遠、息子のために頑張る正確な体内時計を持つ雪子。
この4人が巻き起こす銀行強盗、そして、別の場所で起こった現金輸送車ジャックが・・・。

非常に軽快なテンポで、キャラもそれぞれの持ち味をだし良かったです。
伊坂作品らしく言い回しや例え、小道具?などもやっぱり面白い。

単純に楽しい作品を読みたい人にオススメします。

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タイトル:死神の精度
著者:伊坂幸太郎
オススメ度:★★★★★

主人公が死神といったちょっと変わった設定になっており、千葉という名の死神が主人公で、指定された人間を1週間審査し、「可」か「見送り」かを報告する。
「可」ならばその人間は死ぬし、「見送り」ならば助かる。

伊坂作品らしく、かっこ良さと話のテンポ(間)がとても良い。
千葉のキャラもかなりおもしろい。好きなミュージックには必死だけどちょっと人間にドライすぎだろうと思ったりした。

人間の方も、色々なキャラがいて楽しめます。
個人的には「恋愛で死神」が一番楽しめた。
最後の「死神対老女」はちょっと意外な展開だった。

あと途中、重力ピエロの某キャラがさりげなく登場している。
死神にも人殺しにも物怖じしないところはさすがだ。

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