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タイトル:ラッシュライフ
著者:伊坂幸太郎
オススメ度:★★★★

自分が一番豊かな生き方をしていると思っているビルのオーナーであり画商の戸田と画家の志奈子。
瞬間移動する泥棒黒崎。
神とあがめられた高橋、その側近で幹部の塚本と一信者の絵が上手い河原崎。
殺人を計画してるカウンセラーの京子と不倫相手の青山。
再就職が決まらない失業者の豊田。

それぞれの物語が、仙台の町で交差していく。

他にも、
「あなたの好きな日本語を教えて下さい」というプラカードもっている白人女性とスケッチブック。
汚らしい野良犬。
オープンしたての喫茶店。
展望台のエッシャー展。
老夫婦。
戸田につぶされた画商。
が重要な役割をはたしている。

なんかおかしいなと思いながら読み進めていくと、騙されていた。
物語に結構強引な流れがある。なんだなんだみたいな感じ。

あと、登場人物が、今まで読んだのに比べるとちょっと薄い感じがする。
中には、濃い登場人物もいるのだが。

面白かったし騙されたのだけど、ちょっと物足りなさが残った。

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タイトル:太陽がイッパイいっぱい
著者:三羽省吾
オススメ度:★★★★

建設現場で働く男たちの話。

三流大学に「おもんない」と背を向けて、建設現場にリアリティを感じる主人公イズミ。
マルショウ解体の仲間たちと、仕事に仕事終わりの酒盛り、恋や野球さらに喧嘩と青春してる。

舞台は大阪で、関西弁での会話がおもろい。
マルショウ解体の仲間たちもくせものぞろいでいい味だしてる。
親方のマルヤマはカッコイイぞ。

最後がちょっとスッキリしない終わり方だったけど、夢中で読めました。

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タイトル:サウスバウンド
著者:奥田英朗
オススメ度:★★★★★

奥田英朗はやっぱりいい。としみじみ思える作品。

この物語は、2部構成で1部では、東京中野が舞台の小六の主人公上原二郎が、中学生の不良や元過激派の父親によって苦悩の状況に追い込まれるが、友情やあるきっかけにより立ち向かって成長していく子供の世界を中心とした話。
2部では、沖縄を舞台とした島民の人情と家族の絆アンド父が大暴れ。心温まる爽快な話。

子供の世界って色々あるよね。理不尽な状況に追い込まれる二郎はかわいそうだけど、いい友達や悪友に恵まれていて良かった。
それにしても、上原一郎みたいな父親は勘弁してほしい。無茶苦茶すぎる。

これを読むと沖縄の西表島は、温かい人たちばかりで行ってみたいなと思ってしまうよね。
上原一郎みたいな父親は勘弁してほしいと書いたけど沖縄での一郎ならありだね。
すごい活き活きとして魅力的。こういう人間は自然が一番あってる。

いやぁ、面白かった。とても満足です。

とってもオススメです。

映画化されました。

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著者:綿矢りさ
オススメ度:★★
この作品を一言で言うと:ちょっとした冒険。

この作品は、2001年、38回文藝賞受賞作品かつ当時17歳で史上最年少受賞だったもの。
受験勉強をドロップアウトした女子高生朝子が小学生かずよしにHチャットのアルバイトを誘われて・・・。
というような感じなのですが、今読むと古臭いけど、当時はHチャットとか出会い系とかが全盛期だったような気がする。
今だともうWEBCAMとかでありえないんだけどね。

それにしても、凄い刺激的な話っぽく見えるけど、読んでみると全然そんなこともなく、逆に押入れに隠れてやってるとこを想像すると笑えてくる。

最後に感想:
なめらかに読めて1時間くらいで読み終わったような気がする。
特に深い何かを訴えかけるようなものはなく、サラっとした感じの読み応えだった。
とても読みやすい作品だと思う。軽く何か読みたいなって時に読むといいと思うよ。

なお、上戸彩主演で映画化されている。

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