読書マン

陽気なギャングの日常と襲撃

28th 10 月 2007

陽気なギャングの日常と襲撃

陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)
タイトル:陽気なギャングの日常と襲撃
著者:伊坂幸太郎
オススメ度:★★★★

陽気なギャングが地球を回す」の続編です。
今回も、4人の強盗が個性を生かしつつ活躍しています。

第一章は、4人それぞれの短編テイストの話。
第二章から第四章までは、第一章の話をふまえた、繋がった一つのストーリーになっています。

登場人物
成瀬、歩くウソ発見器、強盗のリーダー。
郷野、喫茶店の経営者で、口うるさい演説の達人。
雪子、凄腕のドライバーで、正確な体内時計持ち主。
久遠、動物愛護家で、天才スリの若者。

印象的な場面
駄目な誘拐犯のまぬけっぷりは笑える。結局どうしたんだろうという謎は残る。

最後に
伊坂らしいテンポの良い愉快な作品です。

ブックカバーより引用
人間嘘発見器成瀬が遭遇した刃物男騒動、演説の達人響野は「幻の女」を探し、正確無比な“体内時計”の持ち主雪子は謎の招待券の真意を追う。そして天才スリの久遠は殴打される中年男に―史上最強の天才強盗4人組が巻き込まれたバラバラな事件。だが、華麗なる銀行襲撃の裏に突如浮上した「社長令嬢誘拐事件」と奇妙な連鎖を始め…。絶品のプロット、会話、伏線が織りなす軽快サスペンス!伊坂ブームの起爆剤にして、映画化で話題の「陽気なギャング」ここに待望の復活。
ここまで

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26th 10 月 2007

あのころ

あのころ
タイトル:あのころ
著者:さくらももこ
オススメ度:★★★★

さくらももこの小学生時代「まる子」だった頃を振り返るエッセイ。

前読んだ「もものかんづめ」や「さるのこしかけ」より、毒々しさは抑えられマイルドになっている。

それぞれのエピソードで、漫画と違うさくらももこの人間性を見せていて面白い。

印象に残ったもの
夏休みの宿題、最後の3日間で家族総出で片付けるといったものなんだけど、ぼくも結構似たタイプで夏休みの宿題は、ためてためてためて、夏休みが終わってもまだ残ってるみたいな感じでよく怒られてたのを思い出した。

最後に
ちびまるこちゃんのイメージとは、違ったリアルなまる子の姿が分かります。

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21st 10 月 2007

ミカ!

ミカ! (文春文庫)
タイトル:ミカ!
著者:伊藤たかみ
オススメ度:★★★★

双子のユウスケとミカ、小学6年生。思春期に揺れる二人と謎の生物「オトトイ」の記録。
テンポの良い関西弁での会話は楽しい。

登場人物
ユウスケ、どちらかというと大人しい男の子で運動は苦手。
ミカ、オトコオンナと言われるくらいオトコっぽい性格だけど、最近オンナ扱いされるようになって悩む。
お姉ちゃん、父やミカと仲が悪く、家をでていってしまう。
オトトイ、毛だらけの生き物、キウイを食べる。
安藤、生活委員で口うるさい、ユウスケに気がある女の子。
コウジ、ユウスケの友達で、ミカのことが気になっている。

印象的な場面
安藤とユウスケが、トイレで二人きりで話しあってる場面、ちょっとドキドキなシチュエーション。
父から、お姉ちゃんが母のところで暮らすことを聞いた後の夜、ミカがベットで丸まって泣いている場面に、ジーンときた。

最後に
とても読みやすく、テンポも素晴らしい。
だけど、オトトイの正体は明かされないまま終わってしまった。うーん、謎である。
ミカ×ミカ!という続編があるようだ。

ブックカバーより引用
活発で男まさりのミカ。スカートなんてイヤ!おっぱいなんていらない!思春期の入口にたつ不安定なミカを、双子のユウスケがそばで見まもる。両親の別居、姉の家出、こっそり飼っていた「オトトイ」の死…。流した涙の数だけ幸せな未来が待っている。第49回小学館児童出版文化賞受賞作。
ここまで

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19th 10 月 2007

アーモンド入りチョコレートのワルツ

アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)
タイトル:アーモンド入りチョコレートのワルツ
著者:森絵都
オススメ度:★★★★

表題作を含む3つの短編集。
それぞれ、中学生が主人公の物語。

「子供は眠る」
毎年、夏休みに集まるぼく、智明、ナス、じゃがまる、そして章くん。今年は何かが変わってしまった。
成長と葛藤が描きだされている。

「彼女のアリア」
不眠症のぼくと藤谷えりこが、旧校舎の音楽室で出会った。
藤谷の話にひかれていくが、ある事から事実を知ってしまい・・・。
もやもやとした恋の話。

「アーモンド入りチョコレートのワルツ」
わたしと君絵と絹子先生、そこに、フランスから来たサティおじさんが現れた。
週一で行われる素敵なワルツタイム、そして、サティおじさんを好きになった君絵。
絹子先生とサティおじさんの不和・・・。
サティおじさんの破天荒さに振り回されるなか、3人の心理を描き出した話。

個人的には「彼女のアリア」が好きだった。
「アーモンド入りチョコレートのワルツ」での、ワルツタイムも気になるところ。

最後に
どの物語もフワーとした感じの柔らかさ(丸み)があって良かった。

ブックカバーより引用
ピアノ教室に突然現れた奇妙なフランス人のおじさんをめぐる表題作の他、少年たちだけで過ごす海辺の別荘でのひと夏を封じ込めた「子供は眠る」、行事を抜け出して潜り込んだ旧校舎で偶然出会った不眠症の少年と虚言癖のある少女との淡い恋を綴った「彼女のアリア」。シューマン、バッハ、そしてサティ。誰もが胸の奥に隠しもつ、やさしい心をきゅんとさせる三つの物語を、ピアノの調べに乗せておくるとっておきの短編集。
ここまで

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    HN:太陽
    ひと言:新年明けましておめでとうございます。 今年も本を読むぞ。

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