Archive for the Category »SF・ファンタジー «


タイトル:白いへび眠る島
著者:三浦 しをん
オススメ度:★★★★

拝島で行われる13年ぶりの大祭、それに合わせて帰省した悟史。
この島特有の持念兄弟という関係の幼なじみ光市とともにこの島の謎に迫る。

不思議な話でファンタジー・ホラー的な要素があったがそんなに恐くはない。
多少くどさを感じつつも話に引き込まれて、後半にかけての盛り上がりは面白い。
面白いのだけど、読了後なんかちょっと、うーんとなってしまった。

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タイトル:ぼくのキャノン
著者:池上 永一
オススメ度:★★★★★

沖縄にある美しい村の守り神、帝国陸軍の九六式カノン砲「キャノン様」。
そこで暮らす村人を統べるマカトら3人の老人とその孫たちが村を守るため、妙なアメリカ人や謎の美女と対決?!

なんというか、コミカルなシーンからシリアスなシーンまで色々詰まった楽しい小説だった。
寿隊とか駄菓子屋のおばちゃんとかメインじゃなけど良いスパイス的な存在で物語を引き立てている。
とにかく楽しめます。

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09
11月


タイトル:ポーの話
著者:いしいしんじ
オススメ度:★★★★

うなぎ女から生まれたポー、泳ぐのが得意で川の中を行き来する、ある時、メリーゴーランドとひまし油の兄妹に出会う。
そして、豪雨が町を襲い、ポーが旅立っていく。その先にあるものは?

いしいしんじの描く物語はやっぱり独特の世界感があるなぁと、童話のように幻想的であり、ある種の残酷さをはらんでいる。
最後の方が、うむむむ・・・という感じで分かりづらかったのがマイナスかな。

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タイトル:ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編
著者:村上春樹
オススメ度:★★★★

笠原メイの手紙、戻ってきた猫、赤坂ナツメグ・シナモン、井戸、綿谷昇とクミコ・・・井戸を手に入れるために動き出した岡田亨、新たな登場人物と更なる事実が重なり合い閉じ込められたクミコに近づいていく。

長い物語もこれが最終巻、終始謎だらけの物語も一応の決着はついた。
1部2部の伏線が3部で見事に生かされている。
全体的にみて、表現力という意味では凄いなと思う。ただ、一部の謎は謎のままになってしまった。

この作品は、人によって評価はかなり違うんじゃなかいと思う。

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