
タイトル:ギャングスター・レッスン
著者:垣根 涼介
オススメ度:★★★★
ヒートアイランドで登場したアキのその後の物語。
前作から1年後、犯罪のプロになるべく決意を固め約束の場所へと向かったアキ、そこから始まる、犯罪のプロになるべくレッスンが開始される。
年上の二人組みに気を使いつつ、日々犯罪の知識やテクニックを習得していき、最初の仕事を終えるまでが描かれている。
前作のような派手なシーンは少なく、結構マニアックな知識が披露されている。
前半はレッスンだけあってかなり地味なシーンが続き、後半の予行演習から実践にかけて盛り上がってくる。
評価的には、★3つから4つの間くらいで、これを読むことによって続編的な(サウダージ)がより面白くなるという期待値をこめて4つにしてます。
前作を読んでから読むことをオススメします。


タイトル:ワイルド・ソウル 下
著者:垣根 涼介
オススメ度:★★★★★
上巻の続き。
ついに綿密に進められた計画が実行にうつされ、外務省に宣戦布告するが・・・。
山本に起こった身の異変、松尾を見つめる視線、ケイと貴子のそれぞれの思い、そして追う者。
それぞれの結末はいかに?
最後まで、ドキドキしながら読むことが出来た。
復讐者であるケイが陽気なため、ある種の軽さがあり陰湿的な物語になっていなくて良い。
軽快なストーリー展開とそれぞれのキャラクターの主観そして陽気さとはちゃめちゃさがマッチして絶妙な物語となっている。
面白かったです。


タイトル:ワイルド・ソウル 上
著者:垣根 涼介
オススメ度:★★★★★
最近お気に入りの垣根涼介、その中でも評価が高い作品。
過去、日本政府が犯した愚策(棄民政策)で、アマゾンの奥地に捨てられた日本人の壮絶な生き様が描かれている。
そして、40数年後の現在、3人の男が復讐のために東京にいた。
報道記者の貴子を巻き込みつつ、過去を清算するために動き出す。
棄民政策とかって全然知らなかったのだけど、酷いね。
過去の主人公は衛藤で、地獄のようなアマゾンで、生き抜く様はなんともいえない壮観さがある。
現在の主人公はその(恩人の)息子ケイ、冷静さと南米系の陽気さはなんともいい味をだしている。
そして、アマゾンの奥地からコロンビアへ逃げマフィアに育てられたケイと同世代の松尾。
同じく衛藤と同世代でブラジルで生き抜いた山本、計画初期の重要な役どころ。
凄い世界感にドキドキの展開あんどユーモアあり、一気に読める面白さ。
かなりヤバイです。
そして、下巻も面白い。


タイトル:ヒート アイランド
著者:垣根 涼介
オススメ度:★★★★★
渋谷でファイトパティーを開催するストリートギャング雅
裏金専門のプロフェッショナルな強盗
関西で勢力を振るう松谷組
地元の麻川組系列のやり手ヤクザ
ある二つの事件から4者が入り乱れての大混戦が展開される。
圧倒的な危機に、雅のリーダーアキとカオルは・・・?
息の詰まる攻防戦になんともいえない緊迫感が漂い凄い面白かった。
雅のアキとカオルと強盗の桃井と柿沢がとても魅力的なキャラ。
ラストまで引き込まれっぱなしの大満足な作品でした。

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