タイトル:小さき者へ
著者:重松清
オススメ度:★★★★★

この本は6つの短編からなるのですが、どれも心情的というか、心に響くような家族、親子、大人と子どもの物語です。

「海まで」では、年老いた母と子ども達と妻の間にたつ父親が描かれています。とてもほろりとくる話。

「フイッチのイッチ」では、親が離婚した(欠損家族)子どもの思いが書かれています。離婚って親にしても子どもにしても色々とあると思うよ。

「小さき者へ」では、子どもへ向けた手紙を書きながら過去の自分と父親の関係を振り返ってどうにかしようと頑張ってます。

「団旗はためく下に」では、元応援団の父親と娘の微妙な関係が書かれています。本気の応援っていうのは気持ちがいいね。

「青あざのトナカイ」では、経営に失敗した父親が前に向かって歩き出すまでが描かれています。

「三月行進曲」では、野球の監督が選手たちの悩みを解決しようと奔走する姿が書かれています。

シゲマツらしい言葉の使い方、選び方。表現方法が楽しめます。

面白いのでオススメです。

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  1. 読書ガール より:

    「小さき者へ」…

    「小さき者へ」by:重松清(新潮社)

    重松作品の中でもかなり好きな作品の一つ。
    これも重松氏得意の家族、特に親子の奮闘がみごとに描かれている。
    そして、心がポッと温か (more…)

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