タイトル:さみしさの周波数
著者:乙一
オススメ度:★★★

初乙一。ひとり暮らしをはじめてからホラー的な作品は読んでません。

4つの短編が収められていて、一番目の「未来予報」は、未来の予言する転校生の予言に、翻弄された男女の話。
意識してしまう少年の気持ちは分かるな。

個人的に好きな2番目の「手を握る泥棒の物語」は、お金を盗もうと壁に穴を空けて手を入れたら、かなり面白い状況になってしまう。
終わり方もスッキリしてとてもいい。

3番目の「フィルムの中の少女は」ホラー系の話で、フィルムの中に写った少女はいったい?いろいろな謎が徐々にあかされていく。これは、ちょっと読みづらかった。

4番目の「失はれた物語」この話は、ホラーじゃないけど怖い話。交通事故で右腕のわずかな感覚と思考以外なくなってしまった人の話。
とても切なく、なんとも言えない気持ちにさせられる。

総合的に見て、やっぱりホラー系はあんまりね、読みたくないな。
でも、2番目のようなテイストの乙一作品なら読んでみたい。

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